インターネットを利用した21世紀型の新しい学習スタイルです。
インターネットとイントラネットのホームページの技術を用い、学習者はホームページ閲覧ソフト(Webブラウザ)さえあれば学習が可能です。
つまり専用のアプリケーションソフトが必要ありません。
CD-ROMを用いたCBT(Computer Based Training)の課題を克服し、発展した学習・研修形態と言えます。
ほぼ同じ意味で使用されるものにWBT(Web Based Training)がありますが、掲示板やメールなどを用いて学習者とのコミュニケーションをはかり、メンタリング、チュータリング機能などを加え、トレーニングよりラーニングのための機能を重視したものをeラーニング(e-learning)と呼んでいます。

■メンタリング、チュ−タリング
技術的な指導だけではなく、個々の学習者に対応した効果的な学習の動機付けを行うこと。
現在では、ソフトウェアを使うものとインターネットサーバーに組み込まれたサービスを提供する英会話スクールがあります。
その他にも、スカイプ(Skype)やWindowsメッセンジャー、Yahooメッセンジャー、Google、通常の光電話などで利用可能です。

時間、場所の制約を受けない
インターネットにつながる環境さえあればいつでもどこでもeラーニング学習が可能です。

自分のペースで学習が可能
個々のレベルや進度を無視しがちな従来の集合学習とは異なり、学習者のペースに合わせた学習が可能です。

マルチメディア学習コンテンツ
音声や動画を使用した学習コンテンツは、臨場感にあふれ楽しく学ぶことができます。

インタラクティブなインターネットの特性を利用
双方向の情報のやり取りで対話性のある学習が可能です。

個別学習が可能
学習履歴やテスティングの結果がサーバーに記録され、進捗状況を把握しながら学習スケジュールを立てることができます。

リーズナブルなレッスン料金
ネイティブ講師による英会話レッスンをeラーニング化する事で質の高い教育を比較的安価に学習できます。


1.eラーニングの特徴

eラーニングの特徴としては、まず、受講者が1ヶ所に集まる必要がなく、各人が各々の都合の良い場所や時間に学ぶことが出来る点があげられます。このため、時間的、空間的制約といった物理的制約を受けることなく、効率よく学習することが出来ます。

次に、インターネットの特性を活かした双方向性があげられます。学習中に疑問に感じた点について、メールやチャットを用いて、簡単に講師に質問し理解を深めることが出来ます。また、さらに一歩進んで、ストリーミングサーバーを利用したシステムを構築すれば、カメラを通じて講師と受講者がお互いの顔を見ながら講義を進めることも可能です。

この他にも、学習履歴を容易に保存できる、インターネット検索等により受講中に簡単に関連情報を調べられるといったメリットもあります。


2.企業研修におけるメリット

以上、eラーニングの一般的なメリットについてご紹介しましたが、実は、eラーニングは企業内研修に活用すると、大きなメリットがあります。

まずはじめに、研修に要するコストや時間を大幅に削減することが出来ます。研修会場を押さえるための費用と手間が要らなくなりますし、研修会場まで出かけるための出張旅費と移動時間が節約できます。

次に、常に最新の内容を教材に反映することが出来ます。印刷物の教材ですと、内容が陳腐化したり、新たに追加したい項目が発生したりした場合、その教材を改訂するのに相当の費用と時間がかかります。しかし、WEBですと簡単にコンテンツを更新することが出来ますので、内容の改訂や追加、配布が大変容易であり、常に教材の中身を最新の内容に保つことが出来ます。

3番目に、せっかくの教材を幅広い場面で活用することが出来ます。例えば、教材用に作成した新商品の概要をせっかくなので全社員に周知したいといった場合、WEBに掲載されている教材のURLをメールで送るだけで、あっという間に全社員に一斉に通知することが出来ます。さらに、多少手を加える必要があるかもしれませんが、新商品の概要ページを印刷してお得意先名を入れるだけで、簡単にお取引先向けの営業用資料を作成することが出来ます。

最後に、双方向性を活用することにより、個々の社員の研修の進み具合について、常に最新の進捗状況を把握することが出来るという点も特徴としてあげられます。この点は、人事考課に役立てるといったことも考えられますが、むしろ、研修生が皆同じ場所で学習につまずいたりしている場合に、教材を補強したり、専門の講師を招聘したりすることにより、研修の効率化に役立てることが出来るという点がメリットです。


3.eラーニングの課題

このように、様々な特徴やメリットがあるeラーニングですが、残念ながら課題もあります。

最大の課題は、時間や場所に制約されないという、その特徴のまさに裏返しになるのですが、強制力がないことです。企業研修をeラーニングで行い、リアルタイムに進捗状況を把握し、その結果を人事考課に反映させることをルール化しているといった場合ならばともかく、一般的に、eラーニングは、相当強い意志、あるいは、大きなインセンティブがないと、なかなか持続することが難しいものです。

また、教材やシステムを工夫することによりある程度克服できることですが、やはりフェース・ツー・フェースでないとうまく伝わらないといったこともあります。

eラーニングは、まだまだ発展途上のツールですので、このように様々な課題を抱えていますが、その特徴をうまく引き出して今後の活動に活かしていきたいものです。




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