10校の英会話スクールで働いてきた私からしてみれば、全然違います。勿論、中から見てですが。しかし、営業スタッフでなく講師の立場で見た違いは直接生徒さんに関係してくると思います。

 それでは私自身が経験したある2校の違いを見てください。東京新宿にある英会話スクール(50メートルも離れていない)で現在働いています。同じ地域で英会話を教えているのですが、スクールの内容が全然違います。

 どちらが良いとか悪いとか言っているわけではありません。それは皆さんが判断することです。

大手英会話スクールA 大手英会話スクールB
講師、スタッフの社員研修がある 講師、スタッフの社員研修がなく1週間後にはクラス、営業を担当
レッスンのカリキュラムがある レッスンのカリキュラムはない
4人までの少人数制 10人までの詰込みレッスン
3ヶ月に1回、講師が定期勉強会をしている 1年間ミーティングがない
オリジナルの教材を使用している 市販の教材をコピーして使用している
講師のビザはワーキングホリデーが多い 多くの講師は日本人の奥さんがいる
有給休暇がある 有給休暇がない
日本人スタッフは英語を話す 日本人スタッフは英語を全く話せない

 英会話学校と言っても皆違います。くどいようですが、私は上記のどちらが良いとか悪いとか言っているわけではありません。 真実の情報を提供しているだけですので、あとは皆さんが決めてください。


大手英会話スクールの経営の秘密

 英会話スクールの急増によって、過当競争の時代へと英会話スクールは突入しました。保証金の高さ、立地条件の確保、宣伝コスト、駅の周辺競争と条件はますます厳しくなりつつあります。
 
 経営者が絶対に削除できない費用は広告宣伝費でしょう。また、レッスン料をやたらと値上げするわけにはいきませんから、スクールの利益を上げる残る手段は講師の給料を安くすることです。もちろん、講師のことを考えて、バランスの取れたスケジュールにしている小中規模の英会話学校もありますが、企業の規模を拡大するには、コスト削除を実行しなければならないため、おのずと安い時間給になってしまうという矛盾があります。
 
 大手の英会話スクール(NOVA、イーオン、ジオス、ECC、ベルリッツなど)は、平均時間給は安いが、月給はまあまあです。これは教える時間がかなり長いためですが、私の経験から言うと週に25時間以上一生懸命に教えると精神的に疲れてしまい、精彩を欠いたレッスンになってしまうことです。講師の中には、過労を防ぐため、半ロボット化(省エネルギー)した教え方に切り替える人もいます。学校がきちっと教え方のメソッドを持っていたとしても、講師がいつも疲れていたのでは、レッスンが充実するはずはありません。これは教室型のスクールのみならずオンライン英会話でも同じことが言えます。

 これだけの数の英会話学校(オンライン英会話も含む)があるということは、他を圧倒する教え方がまだないということです。大手の英会話スクール(ほとんどがeラーニング型英会話を採用している)は宣伝力で生徒を集めるので生き残りやすいのですが、小中規模の学校でユニークなプログラムやシステムを開発するところがこれからもっと出てくるはずです。


Copyright(C) オンライン英会話スクール All rights Reserved.